ドルマン風ロンパースver.3(キリン柄)

先週?作成したドルマン風ロンパースver.2はとても簡単に出来るので良かったのですが、着させたときに少し脇線が突っ張っている感じがしたので改良してみました。

また、今回は見た目も可愛くしたかったので、新しく買った布えのぐの試用がてらステンシルもやってみました。

制作時間:2日(1日目ステンシル、乾燥のため1晩置き、翌日に縫製)
材料:布えのぐ、クリアファイル、ニット地110cm幅60cm、スナップボタン取付部補強用綾テープ(巾18mm)、スナップボタン4組

ver.2はこちら↓

作り方

①布を裁断する

ver.2とあまり変わりませんが、主に下半身を改善しています。襟ぐりも少々。

前身頃と後ろ身頃は襟ぐり以外同じなので、まず2枚後ろ身頃型で裁断してから、1枚を前身頃用の襟ぐりに切るのが良いと思います。

②ステンシルシートを作り、模様をつける

キリン模様と足跡の型をクリアファイルから切り出します。
オルファのアートナイフは使いやすく、替刃も手に入りやすいので愛用しています。

布に模様をつけ一晩自然乾燥。絵具はターナー色彩の布えのぐ12色セット 日本の伝統色から渋茶(しぶちゃ)を使いました。

詳しいステンシルの方法などは別途紹介したいと思います。

③股下に綾テープをつける

スナップボタンをつける位置に補強として綾テープを縫い付けます。
服自体の生地がしっかりしていれば不要ですが、今回も薄手のニットなので必須です。

④肩山を縫う

前見頃と後ろ見頃を中表で合わせ、肩山線を縫う。
縫い代にジグザグミシンをかけたら後ろ見頃側に倒し、肩山線から5mmくらいのところを縫って固定する。

⑤襟ぐりを始末する

襟ぐりをバイアステープで包むように縫います。今回は共布でバイアステープを作りました。

いや…出来がひっどいな…いくら家用でもこれは…

⑥袖口を縫う

袖口の端にジグザグミシンをかけ、折り返して1cm程度の所を縫います。

⑦脇線を縫う

前身頃と後ろ身頃を重ねて脇線を縫い、2枚まとめてジグザグミシンをかけます。縫い代を後ろ身頃側に倒して脇線から5mm程度の所を縫います。

⑧裾を縫う

裾を1.5cmくらいの三つ折りにして縫います。

⑨スナップボタンを付ける

お好みで良いと思いますが、今回は股下6.5cm毎に4つ付けました。

穴は2mmのポンチを使っています。

仕上がり

前後こんなかんじです。

着用後はこんなかんじ。思ったより後ろの足跡が目立ちませんでした。もうちょっと中心側に寄せてもよかったですね。

追記

3回洗濯+ガス乾燥後です。参考までに。

布えのぐ部分のにじみ、色移りは特になし。滲んでいる部分は作成時の失敗です。

色落ちは若干すこーしだけした?くらいで気になるほどではありません。

感想

やはり赤ちゃんの服は見た目もさることながら、体の発達を妨げないことが重要ですよね。

ver.2では足を動かしたとき脇線が突っ張っている感じがしたので、裾を真下ではなく斜め方向に向くように変更し、それに伴って股下を長くしました。

とはいえ素人なので、これで絶対大丈夫かと言われると難しいです。服飾系の専門学校ではそういったことも学べるのでしょうか。大変そうだけど楽しそう。

ステンシルシートの自作は初めてでしたがまずまずの出来です。楽しかった。

とにもかくにもバイアステープの練習しよう。

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