数日前に作ったドルマン風ロンパース（前開き）の改良を兼ねて頭からかぶるタイプの物を作りました。
以前のバージョンはこちら↓
制作時間：半日
材料：ニット110cm幅で60cm程度、襟ぐり用のバイアステープ、スナップ取付部補強用の綾テープ、スナップボタン4組
作り方
①布を裁つ
前身頃と後ろ身頃は襟ぐりのあき以外同じです。2枚一緒に後ろ身頃に合わせて切り、あとで前身頃だけ襟ぐりを深くする感じが楽だと思います。
縫い代は襟ぐりはなし、裾2cm、その他1cmで裁断します。
②肩山を縫う
前身頃と後ろ身頃を中表で合わせたら、肩山を揃えてできあがり線を縫います。
2枚合わせて端にジグザグミシンをかけたら後ろ身頃側に倒して、できあがり線から5mm程度の所を縫って固定します。
③襟ぐりにバイアステープをつける
お好みのバイアステープで包むようにして襟ぐりを始末します。
④袖口を縫う
袖口の端にジグザグミシンをかけたら、縫い代を内側に折り返して縫います。
⑤脇線を縫う
脇のできあがり線を縫ったら2枚合わせて端にジグザグミシンをかけ、後ろ身頃側に倒して肩山同様にできあがり線から5mm程度の所を縫います。
⑥股下部分に補強用テープを付ける
スナップボタンを付けるため、補強用の綾テープを縫い付けます。
綾テープでなくとも構いませんが薄手のニット地の場合、スナップボタンが外れてしまうので伸縮性のないテープを使うのがおすすめです。
⑦スナップボタンを付ける
間隔や個数はお好みですが、今回は6cm程度間隔で、ボタンは4つにしました。
⑧裾を三つ折りで縫う
足の部分を左右それぞれ三つ折りをして縫います。
お好みで袖口と同様にジグザグミシンをかけ、折り返して縫う方法もあります。そちらの方が裾がもったりしなくて良いかもしれません。
仕上がり
こんなかんじ。袖と裾の丈も良さそうです。膝上が出ているとバリバリと掻きむしってしまうんですよね。
無地で寂しいので気が向いたら何らかの装飾を施したいと思います。
感想
前開きではなくかぶるタイプにするだけでもかなり楽ですね。
まだお座りが出来ないので着替えは前開きのほうが若干楽ですが、パーツが増えてスナップの処理も増えて、と考えるとかぶるタイプが断然楽です。
股布の処理がないのもだいぶ楽。
合わせて制作時間半分くらいにできたのではないかと思います。
もう少し足の可動域を広げたいのと、もう少しかわいい見た目にしたいのでまた改良型を作るかもしれません。
