買い付け用財布

日暮里とか浅草橋とか問屋街で買い回るのに、ささっと出してしまえる財布が欲しくて作りました。

制作時間:1日
材料:牛革 厚さ0.8~1mm程度 タンニン鞣しがおすすめ

作り方

①6枚のパーツを裁断

左上の長方形のパーツを2枚、他を一枚ずつ。長方形パーツは財布本体兼お札が入るポケットなのですが、内側になるほうを若干短くしておくと2つ折りにしたときにきれいです。

②2カ所にバネホックを付ける

③内側の主革にパーツを縫う

①(赤線)→②(青線)→③(紫線)の順で各パーツを内側の主革に縫い付けていきます。

④外側の主革に口留めを縫い付ける

⑤全部まとめて外周を縫う

オレンジ丸部分を内側の主革も一緒に縫ってしまうと二つ折りにしたときに遊びがなくなってしまいます。外側の主革のみに飾りとしてステッチを入れるのが良いと思います。

⑥仕上げ

コバ処理やオイルで全体を仕上げます。

仕上がり

ポケットは最低限の、お札入れ1つ、クレジットカード1枚分、小さめの小銭入れにしています。

薄手、小さめなので洋服のポケットにサッと入れられます。

感想

問屋街での買い物は現金必須なんですが、お財布を出すのにもたもたしてるとだいぶ迷惑な感じになります。

そこでポケットに入って、できるだけシンプルにささっと会計できるお財布があると大助かり。

これを作ってから会計でもたつくこともなく、ますます買い付けが楽しくなりました。

また、私の手の爪は特別弱いようでジッパーの歯などに少しでも引っかけるとすぐに割れてしまうので、なるべく金属部品が触れないような作品にしています。

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