エルゴベビー用本革ポーチ

なんとなーく先延ばしにして抱っこひもを用意していなかったんですが、満を持してと言いますか、最近やっとエルゴベビーオムニブリーズ(ergobaby OMNI Breeze)使い始めました。

さすがに一番人気!ロングセラー!と謳うだけのことはあるなという使用感なのですが、1点だけ。

腰正面のポーチが若干…若干ね、小さい。ちょっとしたお散歩のときの、スマホと小さめのお財布と家の鍵。入らないこともないですがギッチギチなんですよね。

あと私、爪が激弱なのでできるだけファスナーは避けたいです。手探りでファスナーを開閉すると高確率で爪が割れてしまう…。

というわけで、今回は抱っこ紐用のポーチを革で作りました。

ギッチギチのポーチ。もちろん出し入れ大変。

ちなみに純正ポーチはマジックテープで簡単に脱着できるようになっています。

制作時間・材料

制作時間:半日
材料:牛革(カーフ・クロム鞣し・厚み1.2mm←もっと硬めのがあったらそっちの方がおすすめ)、両面マグネットホック(Φ18mm)1セット、両面バネホック(Φ13mm、足長6mm)2セット

作り方

①型紙を作る

出来上がりサイズをこんな感じ↓にしたいので、方眼紙で型紙を作ります。縫いしろはすべて1cmとっています(型紙のサイズに含んでいます)。

縮尺は適当です

②革を裁断する

型紙に合わせて革を切ります。丸いのはマグネットホックとバネホックのゲンコ側用の下駄。直径2cmです。

金具をつける部分の穴もあけておきます。穴サイズはマグネットホック部分3mm、バネホック部分4mm。

③金具をつける

ホックを付けます。

マグネットホック両方とバネホックのゲンコ側に下駄

④ベルト通しを縫う

本体裏にベルト通しを縫い付けます。ミシンです。

⑤本体表とマチを縫いつける

カーブに気を付けつつ縫います。接着剤で仮止めしてから縫っています。

⑥本体裏を縫い付ける

⑤同様カーブに気を付けつつ縫うのですが、立体になっているのでちょっと難易度は上がります。まあ自分用なので適当です。

裏返して完成です。

仕上がり

こんなかんじ。サイズ感はちょうどよい感じ。
入れたかったスマホ、小さめのお財布、家の鍵にプラスしてエコバックとポケットティッシュも入るようになりました。お散歩ついでにちょっとした買い物も行ける。

身長160cmくらいの私は特に問題ありませんでしたが、もっと小柄な方だともしかしたら歩くときに足にぶつかるかもです。逆にもっと背の高い方ならデカめにしても…身長高いってすごいな。いっぱい荷物持てるじゃん。

少し失敗だったなーという点は革の材質選びですね。最近別作品に使って、一番手近にあったものをそのまま使ってしまったのですが、柔らかすぎてふたを開けるとべろーんと前にあいてしまいます。もっとパリッとした硬い革を使うべきでした。手触りは良いんですがね。

感想

実用性と即効性(?)重視で作ってしまったので端々ちょっと不満が残る結果に。

とはいえサイズはちょうど良くて、当初の目的は十分に果たせたのでOKです。
時間があったらもう少し見た目とか機能性とか改善して作り直したいです。

純正ポーチは中がいくつかに分かれてますが、赤ちゃん抱っこしながら見えない状態だとあんまりうまく使えませんでした。慣れれば使いこなせるのかな。

タイトルとURLをコピーしました